1号形は、1880年(明治13年)に日本で3番目の鉄道として開業した官営(工部省)釜石鉄道で使用された、タンク式蒸気機関車である。なお、この名称は、同鉄道では機関車に形式を付与していなかったため、便宜的に付与したものである。機関車への番号の付与については記録がなく、詳細は不明であるが、何らかの方法で機関車の区別は必要であるため、番号で区別されたと推定されている。