安威 了佐(あい りょうさ)は、豊臣秀吉の右筆、奏者。摂津守、五郎左衛門。実名は重胤、重純。洗礼名シモン(『耶蘇会年報』)。摂津国安威城主。小西行長らと共に、宣教師以下のキリシタン勢力を豊臣秀吉に結びつける役割を果たしており、伴天連追放以後も、キリシタンサイドの役割を担い続けていたことが明らかとなっている。