安井知得仙知(やすいちとくせんち、安永5年(1776年) - 天保9年閏4月27日(1838年6月19日))は、江戸時代の棋士で、家元安井家の八世安井仙知、八段準名人。七世安井仙知と区別して、七世を仙角仙知または大仙知、中野知得と名乗っていた八世は知得、知得仙知と呼ぶことが多い。名人の技量ありと言われながら名人とならなかった棋士として、本因坊元丈、井上幻庵因碩、本因坊秀和とともに囲碁四哲と称される。