孫 立(そん りゅう、そん りつ、Sun Liu)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第三十九位の好漢。地勇星の生まれ変わり。渾名は病尉遅(びょううっち)で、病とは肌色が黄色かったため、尉遅とは鉄鞭に長け武勇に秀でたため唐代の武将で鉄鞭の使い手である尉遅敬徳(尉遅恭)になぞらえて付けられたことに由来する。他にも、槍や弓に長けている。弟は孫新。妻は楽和の姉の楽大娘子で、従弟に解珍、解宝、同門に欒廷玉がいる。呼延灼と一騎討ちで互角に渡り合うなど梁山泊でも屈指の腕前の持ち主である。