石 勇(せき ゆう)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第九十九位の好漢。地醜星の生まれ変わり。渾名は石将軍(せきしょうぐん)で、石将軍は民間伝承上の悪神であり、彼の粗暴な性格と、「石」という姓とをかけたことに由来する。容姿は背が高くごつごつした顔立ちの若者で、髭は一本も無い。短棒の使い手だが、梁山泊では酒場担当、馬匹の調達、行軍路の整備などをこなした。