『妖精の接吻』(ようせいのせっぷん、『妖精の口づけ』とも、仏: Le Baiser de la fée )は、1928年のイダ・ルビンシュタイン一座の旗揚げ公演で発表された、1幕4場からなるバレエ作品。音楽はイーゴリ・ストラヴィンスキーがチャイコフスキーの歌曲やピアノ曲の旋律に基づいて作曲し、台本は同じくストラヴィンスキーが、アンデルセンの『氷姫』(Iisjomfruen)の舞台設定をスイスにして作成した。 初演時の振付はブロニスラヴァ・ニジンスカが担当したが、後にジョージ・バランシンが独自に振付け、アメリカやフランスにおけるバレエのレパートリーとして定着させた。