『女坂』(おんなざか)は、日本の小説家花房観音による性愛小説。 2013年8月9日に講談社〈講談社文庫〉より書き下ろしで刊行された。装画は増島加奈美が手がけている。国際日本文化研究センター教授の井上章一は、「男と女の間には何の望みもないかのように書かれる一方、京都の風景はうるわしく描写されている」と評価している。著者の花房は、「女子大生時代のことを小説にしたものが本作である」と語っている。