夷隅軌道(いすみきどう)は、かつて千葉県夷隅郡大原町(現・いすみ市)と大多喜町を結んでいた鉄道路線、およびその経営会社である。開業以降、千葉県営→佐々木保蔵→佐々木保蔵・長島金夫→長島金夫→夷隅軌道と経営名義が変更されているが、それぞれの時代についても本記事で記述する。 なお、千葉県営時代については、千葉県営人車、千葉県営大原・大多喜人車軌道線、千葉県営大原大多喜間人車鉄道、千葉県営軌道大多喜線などといった様々な名称で呼ばれるが、本記事では『』などに基づき、千葉県営大原大多喜人車軌道と表記する。