『失踪』(しっそう)は、高木彬光の長編推理小説。百谷泉一郎弁護士シリーズ第5作。雑誌週刊『読売スポーツ』1962年(昭和37年)9月21日号から1963年1月4日号に「殺人への退場」と題して15回にわたって連載され、さらに全面的に手を加えられ、400枚の長篇として、1964年2月に講談社より書き下ろしで単行本化された。