田中 潤司(たなか じゅんじ、1933年 - )は、日本の、ミステリ研究者・翻訳家。東京生まれ。早稲田大学文学部卒。同じ早稲田大学出身の式貴士等と親交を持つ。 早くから海外ミステリに精通。早川書房に入社し、『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』の創刊に関わるが、退社して創刊編集長は都筑道夫に譲る。後に、江戸川乱歩主催の『宝石』の顧問もつとめた。 パズル・ゲームについても研究し、1972年「アダルトゲーム研究会」を創設した(なお、この場合の「アダルトゲーム」は、現在呼ばれるところの「性的表現があるゲーム」ではなく、「子供むけではなく大人向けのゲーム」という意味である)。オセロは源平碁として従前から親しまれていたゲームであるとしてゲーム研究者として権利関係に疑問を呈している。