『夏の夜の夢』(なつのよのゆめ、A Midsummer Night's Dream)作品64は、ベンジャミン・ブリテンが作曲した3幕からなるオペラ。『真夏の夜の夢』とも訳される。 1957年作曲の『ノアの洪水』以来3年ぶりとなる11作目のオペラで、ブリテンが生み出した舞台作品の中では中型の規模を持つ作品である(例に初期の本格的なオペラ『ピーター・グライムズ』と小編成の室内オペラ『』の中間に位置する)。 原作はウィリアム・シェイクスピア作の戯曲『夏の夜の夢』を基に、ブリテンとピーター・ピアーズが台本を作成した。なお台本の約半分は原作の台詞をそのまま使用している。