城間 清豊(ぐすくま せいほう、万暦42年10月18日(1614年11月19日) - 順治元年10月18日(1644年11月17日))は、琉球の絵師。雅号は自了。唐名は欽 可聖。琉球最古の絵師と言われ、口と耳が不自由であったと伝えられる。 絵の素質は抜群で、中国から来た冊封使・杜三策には顧愷之・王維に比され、日本の狩野派の絵師・狩野安信にも絶賛された。 徳の高い王の治世に現れるとされる白沢を描いた『白沢之図』は、清豊の絵といえる現存唯一の作品である。その他に数点の作品が残っていたが、ほとんどが沖縄戦にて焼失した。