国際連合安全保障理事会決議161(英: United Nations Security Council Resolution 161,UNSCR161)は、1961年2月21日に国際連合安全保障理事会で採択された決議。コンゴ動乱で混乱が続くコンゴ共和国において、パトリス・ルムンバ首相ら3名が殺害された事について言及し、同国の内戦勃発を予防するために直ちに武力行使を含むあらゆる措置を講じるように要請した。更にベルギー軍など全ての他国武装勢力に対して即時撤退を促し、あらゆる国家に対して今後そのような人員の渡航を阻止するための措置を講じるように要請した。また、ルムンバ首相らの死の状況を明らかにするために捜査を開始する事を決定した。決議は賛成9票・棄権2票で採択された。