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- 国際保護鳥(こくさいほごちょう)は、レッドリストのような絶滅危惧種の指定制度がまだなかった1950年代頃に、国際鳥類保護会議(ICBP、現バードライフ・インターナショナル)が指定した、当時特に絶滅の危機にあると考えられていた鳥類である。 1949年(昭和24年)にで開催された国際連合教育科学文化機関(UNESCO)と国際自然保護連合(IUCN) の会議において、絶滅の危機に瀕している生物種の調査・指定を行うべきというICBPの提言が認められ、それを受けて選ばれたのが13種の国際保護鳥である。その後、それぞれ3種の追加と削除がなされ、1962年(昭和37年)のICBP第9回総会(ニューヨーク)でも追加が検討されたが見送られたため、最終的に1960年(昭和35年)までに指定された13種が該当する。 IUCNなどによる絶滅危惧種の調査・指定が活発に行われるようになったこともあり、現在まで約50年にわたり改定は行われていない。したがって、その後の研究や危機状況の変化は反映されておらず、既に絶滅した種や個体数を回復した種も含まれる。東京会議の宣伝という意味合いが強く、象徴的な存在であるが、日本では、2010年現在もトキやアホウドリのニュース等で頻繁に使われる。 (ja)
- 国際保護鳥(こくさいほごちょう)は、レッドリストのような絶滅危惧種の指定制度がまだなかった1950年代頃に、国際鳥類保護会議(ICBP、現バードライフ・インターナショナル)が指定した、当時特に絶滅の危機にあると考えられていた鳥類である。 1949年(昭和24年)にで開催された国際連合教育科学文化機関(UNESCO)と国際自然保護連合(IUCN) の会議において、絶滅の危機に瀕している生物種の調査・指定を行うべきというICBPの提言が認められ、それを受けて選ばれたのが13種の国際保護鳥である。その後、それぞれ3種の追加と削除がなされ、1962年(昭和37年)のICBP第9回総会(ニューヨーク)でも追加が検討されたが見送られたため、最終的に1960年(昭和35年)までに指定された13種が該当する。 IUCNなどによる絶滅危惧種の調査・指定が活発に行われるようになったこともあり、現在まで約50年にわたり改定は行われていない。したがって、その後の研究や危機状況の変化は反映されておらず、既に絶滅した種や個体数を回復した種も含まれる。東京会議の宣伝という意味合いが強く、象徴的な存在であるが、日本では、2010年現在もトキやアホウドリのニュース等で頻繁に使われる。 (ja)
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- 国際保護鳥(こくさいほごちょう)は、レッドリストのような絶滅危惧種の指定制度がまだなかった1950年代頃に、国際鳥類保護会議(ICBP、現バードライフ・インターナショナル)が指定した、当時特に絶滅の危機にあると考えられていた鳥類である。 1949年(昭和24年)にで開催された国際連合教育科学文化機関(UNESCO)と国際自然保護連合(IUCN) の会議において、絶滅の危機に瀕している生物種の調査・指定を行うべきというICBPの提言が認められ、それを受けて選ばれたのが13種の国際保護鳥である。その後、それぞれ3種の追加と削除がなされ、1962年(昭和37年)のICBP第9回総会(ニューヨーク)でも追加が検討されたが見送られたため、最終的に1960年(昭和35年)までに指定された13種が該当する。 IUCNなどによる絶滅危惧種の調査・指定が活発に行われるようになったこともあり、現在まで約50年にわたり改定は行われていない。したがって、その後の研究や危機状況の変化は反映されておらず、既に絶滅した種や個体数を回復した種も含まれる。東京会議の宣伝という意味合いが強く、象徴的な存在であるが、日本では、2010年現在もトキやアホウドリのニュース等で頻繁に使われる。 (ja)
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