国防義勇軍(こくぼうぎゆうぐん。The Army Reserve、(1920-2014年以前はTerritorial Force、Territorial Army (TA) やthe Territorial and Army Volunteer Reserve (TAVR) ))とは、イギリス陸軍の予備役組織のひとつである。常備軍の予備役が現役期間終了後の元兵士から構成されているのと異なり、非常勤の志願兵から構成されている。日本においては、予備自衛官等(即応予備自衛官、狭義の予備自衛官、公募予備自衛官、予備自衛官補)のうち、公募された予備自衛官補および彼らが教育・訓練を経て予備自衛官に任官される公募予備自衛官がそれに近い。国家総力戦時には国王大権に基づき常備軍部隊に編入される。その歴史的起源は、コモン・ローに基づいて認められていた民兵と、と呼ばれる義勇兵に由来する。現在はイギリス陸軍の総兵力の約1/4を占めている。