クモヤ90形は、日本国有鉄道(国鉄)が72系電車の改造により導入した事業用電車(職用車)の1形式である。車両基地での電車の入換や工場入出場時の伴走車などに用いる牽引車として、1966年から1979年にかけて36両が改造された。また、1968年にはクモヤ90形をベースに交流電化区間で制御車として運転可能な仕様としたクモヤ91形も登場している。