国王演説(こくおうえんぜつ)あるいは女王演説(じょおうえんぜつ)(英: Speech from the Throne, Throne Speech)は、議会制・立憲君主制政治の発展した近現代のヨーロッパの君主国において、君主(皇帝、国王〈女王〉)が議会の開会式で全議員を集め、今後の政府の方針を演説する儀式である。 この場合、朗読するのは君主であるが、その原稿は時の政府がその方針のもとに作成したもので、君主は演説内容に対する裁量権を持たない。演説後には、演説された「政府の施政方針」の内容について議会が審議し、採決する。現代では、華麗な儀式と共に行われるイギリスのものが著名。