国土軸(こくどじく)とは、細長く連なった日本列島において、背骨のように貫く都市・産業・交通の有機的なつながりのこと。元々「太平洋ベルト地帯」(第一国土軸)を意味し、日本経済を支える重要な軸を意味していたが、「国土の均衡ある発展」のために、第二、第三の国土軸も提唱され、「軸」という言葉の意味は薄れてきている。現在、以下の4つの国土軸が構想されている 。 国土軸の基礎となるものは、その軸沿いに存在するいくつもの都市とその裏づけとなる産業、そして、それらをつなぐ新幹線、および高速道路等である。