『因幡志』(『稲羽志』、『因幡誌』、いなばし)は因幡国(鳥取県東部)に関する江戸時代中期に編纂された地誌史料である。成立時期は一応寛政7年(1795年)とされているが、その時点では実際には世に出されず、その後も加筆が行われた。『因幡民談記』とならび、近世の因幡国に関する代表的な地誌とされている。