吹抜屋台(ふきぬきやたい)は、平安時代・鎌倉時代の風俗画の一技法であり、大和絵の手法の1つである。この技法は、絵巻などの屋内描写 (室内の俯瞰描写) において、斜め上に視点を置き、内部の様子が分かるように、建物の屋根と天井を描かないという表現法であった。現存する最古の用例は『聖徳太子絵伝』にみられ、『源氏物語絵巻』『紫式部日記絵巻』『春日権現験記絵巻』などにも用例がみられる。絵巻物に限らず、画帖などにも見られる描法である。

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  • 吹抜屋台(ふきぬきやたい)は、平安時代・鎌倉時代の風俗画の一技法であり、大和絵の手法の1つである。この技法は、絵巻などの屋内描写 (室内の俯瞰描写) において、斜め上に視点を置き、内部の様子が分かるように、建物の屋根と天井を描かないという表現法であった。現存する最古の用例は『聖徳太子絵伝』にみられ、『源氏物語絵巻』『紫式部日記絵巻』『春日権現験記絵巻』などにも用例がみられる。絵巻物に限らず、画帖などにも見られる描法である。 (ja)
  • 吹抜屋台(ふきぬきやたい)は、平安時代・鎌倉時代の風俗画の一技法であり、大和絵の手法の1つである。この技法は、絵巻などの屋内描写 (室内の俯瞰描写) において、斜め上に視点を置き、内部の様子が分かるように、建物の屋根と天井を描かないという表現法であった。現存する最古の用例は『聖徳太子絵伝』にみられ、『源氏物語絵巻』『紫式部日記絵巻』『春日権現験記絵巻』などにも用例がみられる。絵巻物に限らず、画帖などにも見られる描法である。 (ja)
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  • 吹抜屋台 (ja)
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