去卑(呉音:くひ、漢音:きょひ、拼音:Qùbēi、生没年不詳)は、中国・後漢末期から三国時代にかけての南匈奴屠各種攣鞮部の一族で、甥の呼廚泉単于の代に右賢王となる。誥升爰の父。(の始祖)の兄弟か従兄弟。鉄弗部の祖で、夏を建国した赫連勃勃はその後裔である。『北史』破六韓常伝では、羌渠単于の弟、『新唐書』宰相世系表では、の子で、劉猛の兄と記されている(後述)。