博多湾鉄道汽船デハ10形電車(はかたわんてつどうきせんデハ10がたでんしゃ)は、西日本鉄道(西鉄)の前身事業者の一つである博多湾鉄道汽船が、1936年(昭和11年)に新製した電車である。 博多湾鉄道汽船において「デハ10形」に属する車両は、本形式2両(デハ10・11)のほか、大阪電気軌道(現・近畿日本鉄道)の木造車を譲り受けて導入したデハ12、および鉄道省より木造省電の払い下げを受けて導入したデハ13の2両の車両が別途存在する。後者はする。前者については博多湾鉄道汽船コハフ1形客車を参照されたい。