『千曲川のスケッチ』(ちくまがわのスケッチ)とは、島崎藤村の写生文である。 藤村が小諸義塾に赴任した際に、小諸を中心とした千曲川一帯の自然やそこに住む人々の暮らしを鮮やかに描写したもの。のち『』に1911年(明治44年)6月号から9月号に連載し、翌年12月に刊行された。藤村が詩から散文へと表現法を移行する中間点にある作品。