前川 道郎(まえかわ みちお 1931年‐2000年11月10日)は、日本の建築学者・建築史家。専門は、西洋建築史・建築学。工学博士。京都大学名誉教授、九州大学名誉教授。 フランスのゴシック建築を中心とする西洋中世建築の空間論的研究に取り組むとともに、ゴシック建築および空間論に関する海外の主要な著作を日本に紹介し、ゴシック建築研究の第一人者と目された。また、晩年には、プロテスタントにおける教会建築の研究にも関心を向けた。