円キャリー取引(えんキャリーとりひき)は「円借り取引」とも呼ばれ、円資金を借入れて相場商品や証券など一般には金融資産を保有し、一定期間後に資産を売却しその売却対価によって、資金を付利して返済し、差額により利益を得ようとすることである。資産を保有すること、つまりポジションを持つ状態(正しくは、ロングポジションにあること)をキャリングというが、円をキャリングしているわけではない。