六幼生綱(ろくようせいこう、学名:Hexanauplia)は、カイアシ類・鞘甲類(フジツボ類、シダムシなど)・ヒメヤドリエビ類をまとめた甲殻類の分類群である。本群に分類される甲殻類は、かつて顎脚類の一部としてまとめられた。 学名の由来でもある6つのノープリウス(nauplius)幼生期をもつことを特徴とする。系統的には軟甲類とともに多甲殻類(Multicrustacea)を構成する。 六幼生類説と対立し、鞘甲類と軟甲類をまとめた(Communostraca)説もあるが、2019年現在、六幼生類説の方が相対的に有力である。