八人芸(はちにんげい)は、一人で八人分の楽器の鳴り物や声色などを聞かせる寄席芸である。 元々は見世物小屋で座頭が行なっていたので八人座頭といった。つまり盲人(今で言う「視覚障害者」)の芸であった。安永 - 天明のころにがでて、門人のが寄席に出るようになった。歌遊は落語家でもとれなかった席料百文をとっていたという。後には十二人芸や十六人芸などに展した。 現在、この芸を行う芸人はいないが日本の腹話術の起源とも言われている。
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