偽痛風(ぎつうふう、Pseudogout)とはピロリン酸カルシウム二水和物 (CPPD) の関節軟骨や周囲組織への沈着を原因とした関節炎を来す疾患の総称である。厳密には急性関節炎のみを指し、広義にはピロリン酸カルシウム結晶沈着症、軟骨石灰化症とも呼ばれる。痛風と同じような症状を来たしながら高尿酸血症が見られないことから名付けられた。