京橋(きょうばし)は、広島県広島市の京橋川にかかる道路橋。 毛利輝元が広島城に入場した天正19年(1591年)木橋として架橋された。城から京都へと続く橋として架けられた。京橋川および京橋町 (広島市)の名はこの橋名を由来としている。昭和2年(1927年)鋼橋として永久橋化、これが現橋にあたる。 近世では西国街道筋、近代前期は国道筋、現在は市道の橋である。1945年広島市への原子爆弾投下の際に落橋を免れた被爆橋梁の1つであり、その中で最も爆心地近くに位置する。一見コンクリート橋だか、実際はコンクリート被覆の鋼橋であり、被覆理由は不明であるが、石造の親柱・欄干との調和を図ったものと考えられている。現存するものでは市内最古の鋼橋。土木学会選奨土木遺産。