交響曲第9番ホ短調は、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズが作曲した最後の交響曲である。1956年から1957年にかけて作曲され、初演は1958年4月2日にロンドンにおいて、マルコム・サージェント指揮のロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団で行われた。初演には作曲者も立ち会ったが、4ヵ月後の8月26日に85歳で死去した。ロイヤル・フィルハーモニック協会に献呈されている。