『二十年後』(にじゅうねんご、仏: Vingt ans après)は、アレクサンドル・デュマ・ペールによるフランスの連載小説。1845年刊行。 『ダルタニャン物語』三部作の第二部。第一部『三銃士』の続編、第三部『ブラジュロンヌ子爵』の前編に当たる。第一部『三銃士』から「二十年後」の時代の話になることから、題名がつけられた。ダルタニャンと三銃士(アトス、アラミス、ポルトスの3人)が、1648年-1649年のフランスとイギリスを股にかけて活躍する。史実の事件フロンドの乱とイングランド内戦を舞台にする。第一部から20年が経過しており、『三銃士』時点で20歳の青年であったダルタニャンも40歳の壮年になっている。