二丁町遊廓(にちょうまちゆうかく)は、駿府にあった遊廓。静岡市葵区駒形通五丁目付近で、現在は静岡県地震防災センターがある。 大御所徳川家康の隠居の地である駿府城下に造られた幕府公認の遊廓で、1万坪もの広大な面積を誇っていた。後にその一部は江戸に移され、吉原遊廓になった。蓬萊楼など代表的な遊廓は明治時代以降も続いたが、第二次世界大戦の静岡大空襲で焼失した。