予讃線事件(よさんせんじけん)とは、1949年(昭和24年)に発生した列車転覆事件である。機関助士1名が即死、機関士2名と乗客3名が負傷したが、その後機関士2名も死亡したため、死者は3名になった。同年に発生した松川事件と同様の手口であり、なんらかの意図を持って行われた鉄道テロであるといわれているが、事件の真相は明らかにならなかった。 1964年5月9日に列車転覆致死罪とした場合の公訴時効が成立し、未解決事件となった。文献によっては「浅海事件」とも称される。