『乱菊物語』(らんぎくものがたり)は、谷崎潤一郎の小説。およびこれを原作とする映画。 室町時代末期の室津を舞台に、海龍王を名乗る若武者の活躍を描く。1930年(昭和5年)に『朝日新聞』で連載されたが、未完に終わった。