中華人民共和国国防委員会(ちゅうかじんみんきょうわこくこくぼういいんかい)は、1954年9月の中華人民共和国憲法(1954年憲法)制定から、1975年1月の同憲法改正まで存在した、中華人民共和国の最高軍事指導機関。ただし、中国共産党の党軍であり、事実上の国軍である中国人民解放軍の統帥機関は中国共産党中央軍事委員会であったため、国防委員会は軍事政策に関する決定権を有していなかった。