ウランフ(モンゴル語:ᠤᠯᠠᠭᠠᠨᠬᠦᠦ、モンゴル語キリル文字表記:Уланху、烏蘭夫、オランホー、1906年12月23日 - 1988年12月8日)は、中華人民共和国の政治家、軍人。モンゴル族。内モンゴル自治区において党政軍の実権を握り、中央においては国務院副総理、国家副主席など少数民族としては政府の長や国家元首に次ぐ最も高位の職を歴任した。妹婿の、息子の、孫のブ・シャオリンも内モンゴル自治区の主席を務めるなど文化大革命時代を除いてウランフとその一族は内モンゴル自治区を支配した。その影響力から「蒙古王」とも呼ばれた。最終階級は上将。