両備鉄道11号形電気機関車(りょうびてつどう11ごうがたでんききかんしゃ)は、両備鉄道(現在のJR福塩線)が1927年(昭和2年)に新製した、軌間762mm(特殊狭軌)規格の直流用電気機関車である。 後年の両備鉄道の国有化に際して本形式も国鉄(当時の鉄道省)籍へ編入され、ケED10形の形式称号が付与されたが、本形式は日本の国有鉄道に在籍した唯一の特殊狭軌線用電気機関車であった。