『不安は魂を食いつくす』(独:Angst essen Seele auf)は、1974年に、ニュー・ジャーマン・シネマを代表する監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーによって制作されたドイツの映画である。掃除婦として働く孤独なドイツ人老女と、外国人労働者である若いモロッコ人との愛と苦悩を描いた作品で、カンヌ国際映画祭で二冠に輝き、ファスビンダーの名前を一躍国際的にした代表作のひとつ。主演のブリジット・ミラはドイツ映画賞で主演女優賞を獲得した。