上志比村(かみしひむら)は、福井県の北東部に位置していた村。曹洞宗の宗祖道元が越前に移り、現在の永平寺開山の前に過ごした吉峰寺がある。 ニンニクの球根をモチーフにしたイメージキャラクターを制定し、村および特産品の周知に一役買っていた。6月のニンニクが収穫を迎える頃から、九頭竜川ではアユを釣る人々で賑わっていた。 1889年の町村制施行による設置以来、その名前と区域が変わることがなかったが、2006年2月13日に郡内1町となる永平寺町新設につき、松岡町、旧・永平寺町とともに消滅した。また、福井県内で最後まで残った、当初から廃置分合を行った事のない市町村であった。 以下は上志比村があった当時の記述である。