三島神社のキンモクセイ(みしまじんじゃのキンモクセイ)は、静岡県三島市の三嶋大社境内に生育する(薄黄木犀)の巨木である。推定の樹齢は1200年以上といわれ、1934年(昭和9年)に「三島神社のキンモクセイ」の名称で国の天然記念物に指定された。三嶋大社の神木であり、満開のときには2里(8キロメートル)以上の彼方にまでその芳香が風に乗って届くといわれる。この木は、1回目の花が散った後に2回目の花を開かせる「2度咲き」の性質を持つことでも知られる。