七山村(ななやまむら)は、和歌山県那賀郡にあった村。現在の海南市の北東端、貴志川の下流、右岸に位置する。地名の由来は、紀伊続風土記によると、七は七曲がりなどの七で数が多いこと、山の多い土地という意味だろう。1220年(承久2年)の石清水文書に、小川、柴目、七重山…とあり、七重山は七山のことであろう。とある。