一般親衛隊(いっぱんしんえいたい、Allgemeine SS)は、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の親衛隊(SS)のうち親衛隊特務部隊(SS-VT)・武装親衛隊(Waffen-SS)をのぞいた全ての親衛隊組織を指す。武装親衛隊員は軍人扱いで国防軍軍人が持つ給与支給帳(Soldbuch)と軍歴手帳(Wehrpaß)を所持していたが、一般親衛隊員は軍人とは認められていなかったのでこれを所持していなかった。なお親衛隊髑髏部隊(SS-TV)は、はじめ一般親衛隊扱いだったが、1938年8月17日より軍人扱いとなった。第二次世界大戦開戦後、髑髏部隊の後を受けて強制収容所の警備に当たるようになった髑髏大隊は1941年4月22日より軍人扱いとなっている。