一直孫氏(イルジクソンし、いっちょくそんし、朝鮮語: 일직손씨)または安東孫氏(アンドンソンし、あんどうそんし、朝鮮語: 안동손씨)は、朝鮮の氏族の一つ。本貫は慶尚北道安東市である。2015年の調査では一直孫氏は10,210人、安東孫氏は16,922人である。始祖は、中国宋朝から帰化した孫凝である。 高麗時代の将軍である孫幹やを輩出し、後裔のは豊臣秀吉の朝鮮出兵時に義兵将となり日本軍との戦いに功があった。また丁卯胡乱の際に義兵将となって活躍したや同知中樞府事となったなどがいる。