ヘンリク・ヴィエニャフスキの《ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ短調》は、この作曲家の代表作の一つ。ロマン派音楽の代表的なヴァイオリン協奏曲の一つである 1856年に着手されたらしい。1862年11月27日にサンクトペテルブルクにおいて、アントン・ルビンシテイン指揮のもと、作曲者自身の独奏で初演された。1870年の出版譜において、親友のパブロ・デ・サラサーテへの献辞が書き込まれた。演奏時間は約23分ほどである。