ワシントン山(ワシントンさん、英: Mount Washington)は、アメリカ合衆国北東部の最高峰(標高 6,288 フィート、1,917 m)であり、ミシシッピ川以東では麓との標高差が最も高い山である。気象が危険なほど変わりやすいことで有名である。2010年までの76年間で、頂上の気象観測所で記録した地表最大風速は、1934年4月12日午後の 231マイル/時 (372 km/h、103m/s) だった。ヨーロッパ人開拓者がこの地域に入ってくる以前、この山は「アジオコチョク」すなわち「偉大な精神の宿る所」と呼ばれていた。 ワシントン山はホワイト山地の中のプレジデンシャル山地に属し、行政区ではニューハンプシャー州コーアス郡サージェンツパーチェイス郡区に入っている。山のほぼ全域が、広さ59エーカー (0.24 km2) のホワイト山国立の森の中にあり、山頂はワシントン山州立公園になっている。