ロト(ヘブライ語: לוֹט、Lot)は、『旧約聖書』の登場人物である。『創世記』11章後半から14章、および19章に登場する。父はテラの息子であり、ロトはアブラハムの甥にあたる。また、『新約聖書』では義人として紹介されている(『ペトロの手紙二』2:7-8)。イスラム教のクルアーンには同名異綴りのルート(アラビア語: لوط、Lut)として登場し、神の預言者のうち一人であるとされる。