リリエンステルヌス(Liliensternus)は三畳紀後期(2億1000万年前)に現在のドイツに生息していた(Coelophysoidea)の獣脚類恐竜の絶滅属の一つである。中型(体長約5 m)で二足歩行の地上性捕食者であった。ヨーロッパで発見された三畳紀の獣脚類としては既知では最も完全で、最大のものの一つである。