リトアニアの都市の一覧では、リトアニアにあるそれぞれの市(リトアニア語: miestas ミエスタス)の市章、人口、文献に初めて登場した年、市に制定された年、属する自治体を示す。 リトアニアには103の市があり、これらはリトアニア議会によって定められている。現在のリトアニアでは、人口3,000人以上であることと、その3分の2以上が第2次および第3次産業に従事していることをもって「市」とされる。現在の人口が3,000人以下であっても、かつて3,000人以上であったところについては「市」のまま存続している。なお、市より小さな自治体は、「町」(miestelis ミエステリス)、「村」(kaimas カイマス)と呼ばれる。これらは「居住地」(gyvenvietė ギヴェンヴィエテ)と呼ばれることも多い。 リトアニアの都市は、13世紀から14世紀、リトアニア大公国時代に形成され始めた。リトアニアで最初の都市は、1257年に市となったクライペダである(クライペダがリトアニア領となったのは1923年)。リトアニアの多くの都市は18世紀以前に交通や貿易の要所に建設されたものである。それ以後は鉄道の要所などに都市が造られた。