リチャード・マルコム・ウィーバー・ジュニア(英語: Richard Malcolm Weaver, Jr、1910年3月3日 - 1963年4月1日)は、アメリカ合衆国の学者。シカゴ大学教員。 主に精神史家(インテレクチュアル・ヒストリアン)、政治哲学者、20世紀半ばの保守主義者、近代修辞学の権威として知られる。青年期に一時社会主義者となり、左翼知識人(大学院時代には保守派)、ライティング教師、プラトン主義哲学者、文化評論家、人間性・社会に関する理論家でもあった。 伝記作家のフレッド・ヤングに「ラディカルで独創的な思想家("radical and original thinker")」と評されたウィーバーの『Ideas Have Consequences』と『The Ethics of Rhetoric』は、アメリカ南部の保守派の理論家や研究者の間で今も影響力を持ち続けている。また、ウィーバーは、1940年代から1950年代にかけて、伝統保守主義派のグループにも属していた。