ナダーラジャン・"ラジ"・チェティ (Nadarajan "Raj" Chetty、1979年8月4日 - ) は、インド生まれの米国経済学者で、ハーバード大学の公共経済学教授。近年の論文の中には、米国の機会均等や学生の成績における教師の長期影響を研究したものがある。 28歳で教員としての終身雇用資格を与えられたチェティは、ハーバード大学経済学部の歴史において最も若い終身教員の一人となった。彼はジョン・ベイツ・クラーク賞と2012年マッカーサー・フェローの受賞者である。また2021年4月現在、彼は『Journal of Public Economics(公共経済学の学術誌)』の編集顧問でもある。2020年には、インドで科学研究の功績を認める最高額賞金の経済部門を受賞した。